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とてもお得なのに複雑すぎてわからない「楽天ポイントを一緒に勉強していきましょう」というシリーズの第二弾です。

見る時に依って変わる【獲得予定ポイント】
楽天市場でお買い物をする時、獲得予定の楽天ポイントが表示されますよね。
でも、見る時に依って、その表示されている楽天ポイントが変わる時ありませんか?
「えっ?ついさっき見た時は1,256ポイントだったのに、今見ると837ポイントになってる!!一体どういう事?!」
そんな不思議な楽天ポイントのからくりを見ていきます。
実例を見ながら説明
私が購入した時の実例を挙げて説明します。
(この後、他にも購入したので実際の付与ポイントは違ってくるのですが複雑になるので、この時点での説明をします。)
先日、下記の商品を購入しました。

上記の写真の21倍は私個人のSPUや買い回りに依るポイントです。
そこに、この店舗独自のポイントアップで19倍のポイントがプラスされています。
(因みに、この商品はポイント20倍になっている物ですが、通常ポイントの1倍が引かれているので19倍という表示になります。)
この商品を購入しようとした時に上記の様に表示されると、
「そっかぁ、この2,178円の商品を買うと1,256ポイントも貰えるのかぁ!めっちゃお得じゃん!!」
と思ってしまいます。
そこで2個も3個も買ってしまったりすると大失敗します。
この商品の本当のポイントは、この時点で837ポイントなんです。
そんな事を言われても訳がわかりませんよね。
そのからくりはこれです。


上記の写真の赤丸の419ポイントの所を見ると、「この商品のご購入で、期間内の対象サービスのこれまでのご購入分42,409円も+1倍になります。」となっています。
獲得予定として記載されている1,256ポイントの中には、今までに購入した商品に対して増える419ポイントも含まれてしまっています。
ですので、この商品を購入して貰えるポイントは現時点では1,256ポイントではなく837ポイントという事になります。
SPUの計算の不思議
42,409円購入分のポイントが424ではなく419になる不思議
上記の写真を見た時、

「ん?42,409円買った分なら424ポイントじゃないの?どうして419ポイントなの?」
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
これは、クーポンを使った関係です。
「楽天モバイル」「楽天ひかり」「楽天証券」「楽天TV」は、クーポン利用分差し引き前の金額に対してポイントが計算されますが、「楽天銀行+楽天カード」「楽天の保険+楽天カード」は、クーポン利用差し引き後の金額に対してポイントが計算されます。
その為、同じSPU1の物でも付与されるポイントが違ってきます。
21ポイントの40倍が840ではなく837になる不思議
そして、もう1つの不思議…

この商品は2,178円です。
100円で1ポイントですから基本となるポイントは21ポイントです。
「21ポイントの40倍なら840ポイントじゃん!何で837ポイント?3ポイントはどこに行っちゃったの?!」
と思いませんか?
これは、SPU0.5の物を計算する時に小数点以下が切り捨てられているからです。
この、「42,409円なのに419ポイント」「21ポイントの40倍なのに837ポイント」になる謎に関しては下記の記事で詳しく説明していますので、そちらもご参照下さい。

購入する際に注意する事
楽天市場で購入する際(特にお買い物マラソン時)、下記青丸の所の「ポイント詳細」をクリックして実際に獲得するポイントが何ポイントになるのか確認して下さい。

この簡単な、ひと手間で確実にお得な買い物が出来ます。
まとめ
※さっき見た時と獲得予定のポイント数が変わっているのは何故?
楽天お買い物マラソン時、「獲得予定ポイント」の表示には、それ以前に購入した商品のポイントも含まれて表示される時とされない時がある為。(詳細はこちら。)
※42,409円購入分のポイントが424ではなく419になるのは何故?
クーポンを使って購入すると、クーポン割引前の金額に対してポイントが付与される物とクーポン割引後の金額に対してポイントが付与される物があるので単純に100円で1ポイントの計算ではなくなる為。(詳細はこちら。)
※21ポイントの40倍が840ではなく837になるのは何故?
SPU0.5の物は計算する時、小数点以下が切り捨てられる為。(詳細はこちら。)
