目次
楽天ポイントの計算方法って物凄く複雑でわかり難いですよね。
楽天ポイントの疑問を解決していきたいと思います。
複雑過ぎて、とても説明しきれないので何度かに分けて少しずつ書いていきます。
まずは「楽天SPUの謎に答える」の第1回目です。
楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)の不思議
下記の写真は私が楽天市場で、ある商品を買った時の物です。

「楽天モバイル」「楽天ひかり」「楽天証券」「楽天TV」は153ポイントなのに対して「楽天銀行+楽天カード」「楽天の保険+楽天カード」は149ポイントです。
同じSPU1倍なのに153ポイントの物と149ポイントの物があるのはどうして?
同じSPU1でも付与されるポイント数が違うのは、購入時にクーポンを使ったからです。
「楽天モバイル」「楽天ひかり」「楽天証券」「楽天TV」は、クーポン利用分差し引き前の金額に対してポイントが計算されます。
「楽天銀行+楽天カード」「楽天の保険+楽天カード」は、クーポン利用差し引き後の金額に対してポイントが計算されます。
楽天SPUの計算方法
下記の写真をご覧ください。

税込み価格は15,357円です。
そこにクーポンを使ったので支払い金額は税込み14,957円です。
「楽天モバイル」「楽天ひかり」「楽天証券」「楽天TV」は、クーポン使用前の15,357円に対して100円につき1ポイントが付与されるので153ポイントになります。
「楽天銀行+楽天カード」「楽天の保険+楽天カード」は、クーポン使用後の14,957円に対して100円につき1ポイントが付与されるので149ポイントになります。
この計算方法はポイントを使った場合も同様です。
通常分のポイントの計算方法
基本となる通常ポイントは当然「1倍」ですが、クーポンやポイントを使って購入すると、単純に100円で1ポイントという事にはなりません。
購入金額に対し控除された割合分が獲得ポイントからも控除される仕組みになっています。
下記の写真で見ると、通常ポイントは153ポイントでも149ポイントでもなく150ポイントになっています。

クーポンやポイントを使って購入した際の通常分のポイント計算式は下記の様になります。
【通常ポイントの計算式】
付与されるポイント=割引適用前のポイント-{割引適用前のポイント×(割引金額÷商品金額)}
実際の例
実際に写真のポイントや金額を当てはめて見ていきます。


写真の例
割引適用前のポイントが153ポイント
割引金額が14,957円
商品金額が15,357円
上記の数字を、
【通常ポイントの計算式】
割引適用前のポイント-{割引適用前のポイント×(割引金額÷商品金額)}=付与されるポイント
この↑計算式に当てはめてみると下記の様になります。
153ポイント-{153ポイント×(14,957円÷15,357円)=150ポイント
これで通常ポイントが150ポイントとなります。
まとめ
同じSPU1でも、クーポンや楽天ポイントを使用して買い物をすると付与されるポイントがサービスによって違ってきます。
クーポン・ポイント使用分差し引き前の金額に対してポイントが計算されるサービス
「楽天市場アプリ」「楽天モバイル」「楽天ブックス」「楽天kobo」「Rakuten Fashion」「楽天TV(Rakuten TV)」「楽天トラベル」「楽天ビューティ」「楽天証券」「楽天でんき」「楽天Pasha」「楽天ひかり」
クーポン・ポイント使用分差し引き後の金額に対してポイントが計算されるサービス
「楽天カード」「楽天銀行」「楽天の保険」
実際の例を見てみる
この仕組みを踏まえた上で、もう一度先程の写真をご覧ください。

上記の購入に対して付与された楽天ポイントが下記になります。

これで、同じSPU1倍でも付与されるポイント数が違う仕組みがわかりました。
SPU0.5倍の物は小数点以下が切り捨てられている事もわかりますね。
因みに上記の写真には「楽天ビューティ」がありませんが、この後、楽天ビューティも利用します。
当月中に利用すれば購入後でもポイントが付与されます。
つまり、後出しジャンケンが可能という事です。
楽天ポイントの計算方法は本当に複雑です。
今後も少しずつ楽天ポイントの疑問が解決できる記事を書いていきます。